今思うと人生で一番気が合った友人だった
とても元気で、人一倍はっちゃけていた友達
同じ学校にも通ったことはない
だけど青春を一番共有した友達
貴女にとって私がどの位置にいたかは分からないけど、私の中では多分一番しっくり来てた
貴女以上に仲良くなれる人が現れるんだろうかと、今でも思う
大人になってからの友達って作るのは本当難しい
小学校時代の友達も中学校からの友達もいて、その友達はその友達でとても大事だけど
「好き」を一番共有したのは彼女だった気がする
彼女以上に「好き」を共有できる友達ができる気がしない
まだ話したいことは沢山あったし、いつでも話せると思ってた
私は一人も好きだから、遊ぶ時にちょっと面倒くさくて、また今度ねって言った事もあった
まさか、こんなに簡単に「また今度」が来なくなるなんて思わなかった
心臓が悪かったのは知ってた
手術もしてたのも知ってた
でも、まさか、こんなに早くにいなくなるなんて思わなかった
一緒にライブでも騒いだし、夏の暑い時だって「心臓が悪い」なんて微塵も思わせたことがなかった
キラキラしてた彼女の笑顔がたまに夢に出てくる
週末に遊びに行くような感覚で夢に会いに来る
暑い夏は彼女を奪った暑さだ
じりじりと肌を焼くように彼女とも思い出を思い出させる
まだ、一緒に遊びたかったな
一緒に笑いあいたかったな
愚痴を言って、嘆いてそんな気持ちも共有して
一緒に年を取るものだと思っていたのに
夏になると思い出す
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